Tour AD CQ vs Speeder NX、何が違う?
Tour AD CQ(Graphite Design, 2024年)とSpeeder NX Green/Black(Fujikura, 2022-2024年)は、アマチュアゴルファーのリシャフトで最も比較される2大モデル。
Tour AD CQは中調子でつかまりが良く安定感重視。DIの後継的ポジションで、飛距離と方向性のバランス型。「迷ったらCQ」と言われるオールラウンダー。
Speeder NX Greenは先中調子で走り感がありHSを稼ぎやすい。NXシリーズの万能モデルで、直進性と飛距離を両立。
Speeder NX Blackは先中調子でGreenよりハード。低スピン・強弾道でパワーヒッター向け。
ざっくり言えば「安定のCQ」「飛びのNX Green」「叩きのNX Black」です。
スペック比較(5番台・Sフレックス)
最も売れている5番台Sフレックスで比較します。
Tour AD CQ-5 S: 重量54g / トルク4.5 / 中調子 / つかまり◎
Speeder NX Green 50 S: 重量56g / トルク4.2 / 先中調子 / 走り感◎
Speeder NX Black 50 S: 重量56g / トルク3.8 / 先中調子 / 低スピン◎
CQは中調子でつかまり重視、NX Greenは走り感で飛距離重視、NX Blackは低スピンで叩き系。重量はほぼ同等だが、トルクでキャラクターが分かれます。
ツアープロの使用状況
PGAツアーではVentusシリーズが使用率トップだが、日本ツアーではTour ADとSpeederが二強。
Tour AD CQは松山英樹が一時期テストしたことで話題に。国内男子ツアーでは稲森佑貴、今平周吾らがTour ADシリーズを使用。女性ツアーでも古江彩佳がTour ADを長年愛用。
Speederシリーズは石川遼がEvolution時代から使い続けており、NXシリーズに移行。国内女性ツアーではSpeeder使用率が非常に高い。
「プロが使っているから」で選ぶのは危険ですが、ツアー実績はシャフトの信頼性の証明にはなります。
ヘッドスピード別おすすめ
HS38〜42m/s: Tour AD CQ-5 SR or Speeder NX Green 50 SR。つかまりが欲しいならCQ、飛距離重視ならNX Green。
HS42〜45m/s: Tour AD CQ-5 S or Speeder NX Green 50 S。最も多くのアマチュアが使う組み合わせ。
HS45m/s以上: Tour AD CQ-6 S or Speeder NX Black 60 S。パワーがある人はNX Blackの低スピン性能が活きる。
結論: どっちを選ぶべき?
「ミスしても曲がりにくい安心感」ならCQ。「振って気持ちいい、飛距離が出る快感」ならNX。どちらも高品質なので、試打で好みのフィーリングを選ぶのがベスト。
予算で選ぶなら: CQは新品20,000〜25,000円、NXは中古10,000〜15,000円(NX Greenは新品でも15,000〜20,000円)。コスパではNXに軍配。
中古で両方買って(合計15,000〜20,000円)、ラウンドで打ち比べてから片方を売るのが最も確実な選び方です。
