MCIとは — カーボンなのにスチール感覚
MCI(Metal Composite Iron)はFujikura(フジクラ)のアイアン用カーボンシャフト。最大の特徴は金属繊維(ボロン)をカーボンに複合した独自構造。
これにより「カーボンの軽さ」と「スチールの打感・安定性」を両立。スチールからの移行で違和感が最も少ないカーボンアイアンシャフトとして、フィッター・プロの間で評価が高いモデルです。
MCIが選ばれる理由:
- スチールと同じ感覚で振れる(しなり感がスチールに近い)
- スチールより10〜30g軽い → HS向上 → 飛距離アップ
- 振動が少なく手首・肘への負担が軽減
- 50g〜120gまで幅広い重量ラインナップ
MCIの全重量ラインナップとHS別おすすめ
MCIは重量バリエーションが豊富。HS別の目安:
| モデル | 重量帯 | 対象HS | スチール比較 |
| MCI 50 | 52〜58g | 30〜35m/s | — |
| MCI 60 | 62〜68g | 33〜38m/s | — |
| MCI 70 | 72〜78g | 36〜40m/s | NS PRO 850GH代替 |
| MCI 80 | 82〜88g | 38〜42m/s | NS PRO 950GH代替 |
| MCI 90 | 92〜98g | 40〜44m/s | NS PRO MODUS3 105代替 |
| MCI 100 | 102〜108g | 42〜46m/s | NS PRO MODUS3 120代替 |
| MCI 110 | 112〜118g | 44〜48m/s | DG S200代替 |
| MCI 120 | 122〜128g | 46m/s以上 | DG X100代替 |
最も人気の重量帯はMCI 70〜90。NS PRO 950GHからの移行ユーザーが多く、「飛距離が5〜10ヤード伸びた」という声が多いです。
スチールからMCIへの移行ガイド
今使っているスチールシャフトの重量帯から、最適なMCIを選ぶ方法:
NS PRO 850GH(85g)を使用中:
→ MCI 70 S がおすすめ。約10g軽くなり、飛距離アップしつつ振り感はほぼ同じ。
NS PRO 950GH(98g)を使用中:
→ MCI 80 S または MCI 90 S。80なら「軽さで飛ばす」、90なら「ほぼ同重量でカーボンの恩恵」。
NS PRO MODUS3 Tour 120(118g)を使用中:
→ MCI 100 S がベストマッチ。約15g軽くなるが打感はスチールに近い。
DG S200/S300(127〜130g)を使用中:
→ MCI 110 S または MCI 120 S。DGの重厚感に最も近いカーボン。
移行時の注意点:
- 一気に30g以上軽くすると距離感が狂う。10〜20g減がスムーズ
- フレックスは同じか1つ下を試す(カーボンはスチールよりしなる)
- まず7番だけ替えて試打 → 違和感なければセット交換が安全
MCI vs 他のカーボンアイアンシャフト
MCI vs Diamana Thump Iron:
- MCI → スチールに近い打感。金属繊維複合。フラットな弾道
- Thump → カーボンらしい軽快さ。高弾道で楽に飛ばせる
- 迷ったら: スチール経験者→MCI、カーボン初心者→Thump
MCI vs N.S.PRO Regio Formula MB:
- MCI → フジクラ製。ボロン複合で独自の打感
- Regio Formula → 日本シャフト製。スチールメーカーの技術でカーボン化
- 迷ったら: HS 38〜43m/sの中間層→MCI 80、打感フィードバック重視→Regio
MCI vs Tour AD アイアン用:
- MCI → 幅広い重量帯(50〜120g)。万人向け
- Tour AD → 60〜90g中心。先中調子のしなりで飛距離重視
- 迷ったら: 今のスチール重量をキープしたい→MCI、軽くして飛ばしたい→Tour AD
