フジクラのゴルフシャフト — パイオニアとしての歩み
フジクラ(Fujikura)は1932年創業の老舗素材メーカーで、光ファイバーや電線で培った炭素繊維技術をゴルフシャフトに応用しています。ゴルフ部門は1970年代に始動し、現在はUSA法人(Fujikura Composites)と日本法人の二軸体制で開発。
フジクラの特徴は「スピード感のあるシャフト」。Speederシリーズに代表される走り系の設計思想が根幹にあり、アマチュアからツアープロまで幅広く支持されています。
主要ブランドは大きく4つ。
- Speeder — フジクラの看板。先端が走る爽快な振り心地
- Ventus — USツアー発の高剛性プレミアムライン
- MCI — カーボンアイアン用シャフトの先駆け
- MCH — UT専用設計シャフト
Speeder系譜 — Evolution I〜VIIからNX・BOOSTへ
Speederはフジクラ最大のヒットシリーズ。歴代モデルの流れを整理します。
第1世代: Evolution I〜IV
第2世代: Evolution V〜VII
第3世代: NXシリーズ
最新: BOOST
- Speeder BOOST(2025年)→ NXの進化版。先端の加速性能をさらに強化した次世代モデル。
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Ventus系譜 — USツアー発のプレミアムライン
VentusはFujikura USAが開発したプレミアムシャフト。VeloCore(ベロコア)テクノロジーによる高い安定性が特徴です。
Ventus 初代(2019年)
Ventus TR(2022年)
VentusはPGAツアーでの使用率が非常に高く、特にBlue系は多くのトッププロが採用。日本でもカスタムシャフトとして人気が定着しています。
MCI・MCH — カーボンアイアン&UT用シャフト
フジクラはカーボンアイアン用シャフトでもパイオニア的存在です。
MCIシリーズ(Metal Composite Iron)
MCIの最大の特長は「スチールの安定感 × カーボンの軽さ」。スチールからの移行でもフィーリングの変化が少なく、体への負担を減らしたいゴルファーに最適です。
MCHシリーズ(Metal Composite Hybrid)
- MCH 60/70/80 → UT・ハイブリッド専用設計
- アイアンのMCIとの重量フローを揃えやすい
カーボンアイアンシャフト市場ではフジクラMCIが最も実績があり、多くのクラブメーカーの純正採用実績を持っています。
フジクラ vs グラファイトデザイン vs 三菱ケミカル — 3大メーカー比較
日本のゴルフシャフト3大メーカーを比較します。
フジクラ(Fujikura)
グラファイトデザイン(Graphite Design)
三菱ケミカル(MCA)
どのメーカーも最上位モデルのクオリティは拮抗しています。最終的にはフィーリング(走り感かしなり感か)で選ぶのがベストです。
HS別おすすめフジクラシャフト
ヘッドスピード別に、フジクラ全ブランドからおすすめモデルを選びました。
HS 36〜40m/s(ゆっくり振る方)
ボールを上げやすく、つかまりの良いモデルが合います。
HS 40〜44m/s(平均的なアマチュア)
最も選択肢が多いゾーン。走り感ならSpeeder、安定感ならVentus。
HS 44m/s以上(パワーヒッター)
低スピンで叩けるモデルが最適。Ventus TR Blueはツアー実績も抜群。
