三菱ケミカル(MCA)のゴルフシャフト — 素材技術の最高峰
三菱ケミカル(Mitsubishi Chemical Advanced Materials、通称MCA)は世界最大級の化学メーカー・三菱ケミカルグループのゴルフシャフト部門です。炭素繊維の自社生産からシャフト設計・製造まで一貫して手がける、世界で唯一の垂直統合メーカー。
素材の調達から最終製品まで自社でコントロールできるため、他社にはない独自素材(MR70、ダイアリードなど超高弾性カーボン)を積極的に採用できるのが最大の強みです。
主要ブランドは3つ。
- Diamana(ディアマナ)— フラッグシップ。カラーコード別の明確なキャラ分け
- Tensei(テンセイ)— USツアー発。1K織りカーボンの先端テクノロジー
- FUBUKI(フブキ)— やさしさ追求。アベレージゴルファーの味方
Diamana系譜 — 3色の系統と歴代モデル
Diamanaは三菱ケミカルの看板ブランド。カラーコードで特性が一目でわかる設計思想が特徴です。
青マナ系(バランス・中元調子)
白マナ系(低スピン・元調子)
赤マナ系(つかまり・先中調子)
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Tensei系譜 — CK ProからAV Rawへ
TenseiはMCA USAが開発するプレミアムシャフト。1K織りカーボンをはじめとする先端素材を惜しみなく投入しています。
Tensei CK Pro(初代 2017年)
Tensei 1K Pro(2020年)
Tensei AV Raw(2023年〜)
TenseiはPGAツアーでVentusと並ぶ人気シャフト。特にBlue系はタイガー・ウッズが使用したことで一気に知名度が上がりました。
FUBUKIシリーズ — やさしさの系譜
FUBUKIは三菱ケミカルの「やさしさ」を追求したシリーズ。Diamana/Tenseiがアスリート寄りなのに対し、FUBUKIは幅広いアマチュアゴルファーをターゲットにしています。
主なFUBUKIモデル
FUBUKIは多くのクラブメーカーに純正シャフトとして採用されています。TaylorMadeやCallawayの日本仕様ドライバーにFUBUKI系が搭載されていることも多く、知らずに使っているゴルファーも多いシリーズです。
Diamana Thump Iron
アイアン用カーボンシャフトとして、Diamana Thumpシリーズも展開。フジクラMCIと競合するポジションで、Diamanaの技術をアイアン用に最適化しています。i95/i105/i115と重量帯別にラインナップ。
三菱ケミカル vs フジクラ vs グラファイトデザイン — 3大メーカー比較
日本のゴルフシャフト3大メーカーを三菱ケミカル視点で比較します。
三菱ケミカル(MCA)
フジクラ(Fujikura)
グラファイトデザイン(Graphite Design)
三菱ケミカルの最大の利点は「カラーコードで選びやすい」こと。青=つかまり、赤=叩ける、白=万能という直感的な体系は、初めてカスタムシャフトを選ぶ方にも分かりやすい設計です。
HS別おすすめ三菱ケミカルシャフト
ヘッドスピード別に、三菱ケミカル全ブランドからおすすめモデルを選びました。
HS 36〜40m/s(ゆっくり振る方)
ボールが上がりやすく、軽くて振りやすいモデルが最適。
HS 40〜44m/s(平均的なアマチュア)
つかまり重視ならDiamana YR、安定感重視ならTensei Orange。
HS 44m/s以上(パワーヒッター)
低スピンで叩けるモデルが最適。Tensei Blueはツアー実績抜群。
