アイアンシャフトはドライバーと選び方が違う
ドライバーシャフトが「飛距離」を重視するのに対し、アイアンシャフトは「方向性」と「距離の安定性」が最重要です。アイアンは150ヤード以内のコントロールショットが多いため、毎回同じ弾道・同じ距離を打てることがスコアに直結します。
アイアンシャフト選びで考えるポイントは3つ:
- スチール vs カーボン — 素材で振り心地が大きく変わる
- 重量 — ドライバーシャフトより30〜40g重いのが一般的
- フレックス — アイアンのフレックスはドライバーと異なる基準
ドライバーがカーボン60g台Sなら、アイアンはスチール90〜110g台Sが標準的な組み合わせです。
スチール vs カーボン — どちらを選ぶべきか
スチールシャフト
- 重量90〜130g。安定性が高く方向性が良い
- 打感がダイレクトで距離感を出しやすい
- 価格が安い(1本2,000〜5,000円)
- 代表モデル:Dynamic Gold、NS PRO 950GH/850GH、KBS Tour
カーボンシャフト
- 重量50〜90g。軽くて振りやすい
- 飛距離が出やすく、体への負担が少ない
- シニア・女性・HS38m/s以下の方に特におすすめ
- 代表モデル:Diamana Thump Iron、MCI、REXIS KAZEYA
選び方の目安
スチールで疲れやすい方、後半にスコアが崩れる方はカーボンへの切り替えを検討する価値があります。
人気モデル比較:Dynamic Gold vs NS PRO 950GH
アイアンシャフトの二大定番を比較します。
Dynamic Gold S200
NS PRO 950GH S
重量差は約30g。Dynamic Goldは「安定性」、950GHは「楽に打てる」が最大の違い。
「NS PRO 850GH」はその中間(約86g)で、950GHより軽くDynamic Goldの打感に近いモデル。RとSで迷う方にはSRフレックスがある850GHが選びやすいかもしれません。
アイアンシャフトの重量とフレックスの選び方
HS別おすすめ重量
フレックスの注意点
アイアンのフレックス表記はメーカーごとに異なります。Dynamic GoldのS200は一般的なSより硬め、NS PROのSは標準的な硬さです。「RとSで迷ったらS」が鉄則とも言われますが、実際に振ってみるのが一番です。
ドライバーとの重量フロー
ドライバーシャフト+30〜40g = アイアンシャフトが理想的な重量差。ドライバー60g台Sなら、アイアンは90〜100g台Sが自然なフローです。
リシャフトの費用と手順
アイアンのリシャフトは工房で1本3,000〜5,000円が相場(工賃のみ、シャフト代別)。6本セットで20,000〜30,000円程度。
手順
コスパの良いリシャフト方法
- 中古シャフトを使う — Dynamic GoldやNS PROの中古は1本1,000〜2,000円で手に入る
- ゴルフドゥ等の中古ショップで「シャフト付きヘッド」を買い直す方が安い場合もある
初めてのリシャフトなら、まず1本(7番アイアン)だけ試してみるのもありです。
