横峯さくら — JLPGAの記録を塗り替えた豪打
横峯さくら(Sakura Yokomine)はJLPGA通算23勝、2009年賞金女王。父が元プロボクサーという異色の経歴で、女子プロとしては異例のパワフルなスイングで知られます。
鹿児島県出身、1985年生まれ。2004年にプロテスト合格後、すぐにJLPGAで勝利を重ね、2006年から2014年にかけて毎年のように優勝を挙げました。2015年からはLPGA(米女子ツアー)にも挑戦。
最大の武器はHS43m/s前後のパワーと「攻めのゴルフ」。リスクを恐れずピンを狙う姿勢は多くのファンを魅了しました。宮里藍・有村智恵と並ぶ2000年代の日本女子ゴルフ黄金期を支えた1人です。
全盛期のセッティング(2009-2012年)
ドライバー
YONEX EZONE XP Type HD(10.5°)
シャフト: Fujikura ROMBAX 5S
3番ウッド
YONEX EZONE(15°)
シャフト: Fujikura ROMBAX 6S
5番ウッド / 7番ウッド
YONEX EZONE(18°/21°)
シャフト: Fujikura ROMBAX 7S
アイアン(6I〜PW)
YONEX EZONE Forged
シャフト: NS PRO 950GH S
ウェッジ
YONEX Tri-G(50°/54°/58°)
シャフト: NS PRO 950GH S
パター
YONEX TP-GR1
ボール
Bridgestone TOUR B330
横峯はキャリアを通じてYONEX一筋。ドライバーシャフトにFujikura ROMBAX(先調子・走り系)を選んだのは、HS43m/sのパワーを最大限に活かしてヘッドを走らせるため。アイアンはNS PRO 950GH Sで、宮里藍・有村智恵と同じ軽量スチールの定番。
横峯さくらのシャフト選びから学べること
横峯のセッティングからアマチュアが学べるポイント:
1. パワーヒッターは「走り系+先調子」で飛距離最大化
横峯のROMBAXは先調子の走り系。HS40m/s以上で振り切れるパワーがあるなら、先調子でヘッドを走らせて飛距離を稼ぐ戦略が有効。現行モデルならSpeeder NX GreenやSpeeder NX Blackが後継。
2. メーカー統一で安定感
YONEXで全番手統一。ヘッドの打感・弾道特性が揃うことで、番手間のギャップが少なくなります。「どのクラブも同じ感覚で打てる」のが統一の最大メリット。
3. 950GHは女子プロの大定番
宮里藍・有村智恵・横峯さくらと、2000年代の女子トッププロ3人がNS PRO 950GH Sを使用。98gの「ちょうどいい重さ」が証明された形。現在ならMODUS3 Tour 105SやDG 105 S300が同じカテゴリ。
4. 攻めるゴルフにはロフト10.5°
横峯もロフト10.5°を選択。渋野と同じく、適正なロフトで打ち出し角を確保し、キャリーで飛ばす戦略。
