ミケルソンとキャロウェイ — 20年超のパートナーシップ
フィル・ミケルソン(Phil Mickelson)はPGAツアー通算45勝、メジャー6勝を誇るレジェンド。2004年のマスターズ優勝をはじめ、数々の名勝負を繰り広げてきました。
キャロウェイとは2004年から長年の契約関係にあり、アイアン・ウェッジは現在もCallaway。ただし近年はPingのドライバー・ウッドも使用するなど、LIVゴルフならではの柔軟なクラブ選びをしています。ミケルソンの要望から生まれた「PM Grind」ウェッジは、プロ・アマ問わず世界中で愛されるモデルとなりました。
54歳を超えた現在もLIVゴルフで現役を続け、そのクリエイティブなショットメイキングとCallawayクラブへのこだわりは健在です。
現在のセッティング(2026年)
ドライバー
Ping G440 LST(9°)※ Callaway ELYTEも併用
シャフト: Graphite Design Tour AD VF 6X
3番ウッド / 5番ウッド
Ping G430 Max(15°/18°)
シャフト: Graphite Design Tour AD VF 8X / 9X
アイアン(5I)
Callaway Rogue ST Pro
アイアン(6I〜PW)
Callaway X Forged(Japan Only)
シャフト: Mitsubishi MMT 115TX
ウェッジ
Callaway JAWS Raw(50°/55°)+ Mack Daddy PM(60°)
シャフト: Mitsubishi MMT 115TX
パター
Odyssey PM Prototype
ボール
Callaway Chrome Tour Triple Diamond
ミケルソンのセッティングで注目すべきはドライバーとウッドがPingという点。LIVゴルフに参戦する中で、Callawayだけでなく複数メーカーのクラブを自由に組み合わせています。アイアンシャフトもDynamic GoldからMitsubishi MMT 115TXに変更。常に最適を追求する姿勢は健在です。
歴代ドライバーの変遷
ミケルソンがCallawayで使用してきた歴代ドライバーは、そのままCallawayの技術革新の歴史と重なります。
歴代ドライバー
一貫して「Sub Zero」「Triple Diamond」などの低スピンモデルを選んでいるのがミケルソンの特徴。飛距離を最大化するために、できるだけスピンを抑えるセットアップです。
PM Grindウェッジ — ミケルソンの代名詞
ミケルソンと言えばウェッジワーク。彼のために開発された「PM Grind」は、以下の特徴を持つ独自設計です。
PM Grindの特徴
- Wグラインド: トゥ側とヒール側の両方を削った独自形状
- フェースを大きく開いても座りが良い
- バンカーからのフロップショットに最適化
- ロフト60°での使用を前提とした設計
「ロブショットの神様」と呼ばれるミケルソンの技は、このPM Grindなしには語れません。アマチュアでもフェースを開いてのアプローチが苦手な方は、PM Grindを試してみる価値あり。通常のソールグラインドより抜けが良く、ミスに寛容です。
ミケルソンのシャフト選びから学べること
ミケルソンのセッティングからアマチュアが学べるポイント:
1. ドライバーは「硬め・重め」が安定する
HS50m/s超のミケルソンがTX(70g台)を使うのは極端な例ですが、「振り切れる範囲で重いシャフト」の原則はアマチュアにも当てはまります。軽すぎるシャフトは手打ちを誘発します。
2. アイアンシャフトは「信頼と一貫性」
Dynamic Gold Tour Issueを何十年も使い続けているのは、シャフトへの信頼の表れ。スチールアイアンシャフトは感覚の一貫性が重要で、頻繁に変える必要はありません。
3. ウェッジは「操作性」が命
56°と60°の2本体制で、どちらもPM Grind。ウェッジシャフトはアイアンと同じDG Tour Issueで統一し、距離感の一貫性を保っています。
自分のHSに合ったシャフト重量を見つけるには、シャフトコーチの比較ツールが便利です。
