振動数(CPM)とは?
振動数はシャフトの硬さを数値で表す客観的な指標。単位はCPM(Cycles Per Minute=1分間の振動回数)で、数値が大きいほど硬い。
シャフトの一端を固定し、もう一端を弾いた時の振動回数を測定します。フレックス(R/S/X等)はメーカーごとの主観的な表記ですが、振動数は物理的な計測値。
だからフレックス表記だけでシャフトの硬さを判断するのは危険。同じ「S」でもメーカーAは250cpm、メーカーBは260cpmということが実際にあります。
フレックス別の振動数目安(ドライバー用)
ドライバー用シャフトの振動数目安(46インチ基準):
- L: 200〜215 cpm
- A: 215〜230 cpm
- R: 230〜245 cpm
- SR: 240〜255 cpm
- S: 250〜265 cpm
- X: 260〜280 cpm
※同じフレックスでも±10cpm程度の差は普通。メーカー・モデルによって異なります。
重要なのは「自分に合ったCPMがいくつか」を知ること。フィッティングで測定してもらうか、今使っているシャフトの振動数を基準にするのがベスト。
なぜ同じSなのに硬さが違う?
フレックス表記は統一規格がなく、メーカーが独自に決めています。
例えば:
- Tour AD CQ 6S → 約255cpm
- Speeder NX 60S → 約250cpm
- Diamana PD 60S → 約258cpm
同じ「60g台のS」でも8cpmの差。これは体感でもわかるレベルの違いです。
だからこそ、シャフトを比較する際は「フレックス名」ではなく「重量+振動数(またはトルク等の実測値)」で見ることが重要。シャフトコーチでは全シャフトの重量・トルク・調子を掲載しているので、数値ベースで比較できます。
