Ventusの歴代モデル系譜
Ventus(ベンタス)はFujikuraが2019年に発売した「VeloCore(ベロコア)テクノロジー」搭載の高性能シャフトです。PGAツアーで急速にシェアを拡大し、現在は使用率トップクラス。
歴代モデル系譜
TR = Tour Refinedの略。初代の特性をベースに、ツアープロのフィードバックを反映して微調整されたモデルです。
カラー別の弾道特性
VentusもTENSEI同様、カラーで弾道を選ぶ設計です。
Blue(ブルー)— 先中調子・つかまり系
- 球がつかまりやすく、高弾道
- スライス矯正に効果的
- HS38〜44m/sのアベレージ向け
- Speeder NX Greenに近い弾道だが、より「しっかり」した印象
Black(ブラック)— 中元調子・低スピン系
- 低弾道・低スピンで強い球が打てる
- 左ミスを防ぎたい上級者向け
- HS44m/s以上でしっかり叩けるゴルファー向け
- Tour AD XCやSpeeder NX BLACKに近い特性
Red(レッド)— 中調子・万能型
- Blue/Blackの中間で最もバランスが良い
- ドロー・フェードどちらも打ちやすい
- HS40〜46m/sの幅広い層に対応
- Diamana PDやTensei Whiteに近い万能さ
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初代 vs TR — 何が変わった?
TR(Tour Refined)は初代の正統進化版です。
主な改良点
体感の違い
- 初代→TRの変化はマイナーチェンジ程度。劇的に変わるわけではない
- 初代で満足しているなら無理にTRに買い替える必要なし
- 新規購入ならTR一択(性能・入手性とも上)
中古市場
- 初代Ventusは中古で1.5〜2.5万円程度で手に入る
- TR は新品3.5〜4.5万円、中古2.5〜3.5万円
SpeederとVentusの違い — 同じFujikuraで何が違う?
FujikuraにはSpeederとVentusの2大ブランドがありますが、設計思想が全く異なります。
Speeder(日本設計)
- 「走り系」の先中調子が代名詞
- ヘッドを走らせてHSを上げる設計
- 軽量モデルが充実(NX Green 40g台〜)
- 日本ツアー/JLPGAで高い使用率
Ventus(米国設計)
- 「安定系」の直進性重視
- VeloCoreテクノロジーでねじれを抑制
- 中重量〜重量級モデルが中心
- PGAツアーで高い使用率
選び方: 振り抜きやすさ・走り感が欲しいならSpeeder、安定感・直進性ならVentus。同じ「つかまり系」でもNX GreenとVentus Blueでは振り心地が大きく異なります。
HS別おすすめVentus
HS 36〜40m/s → Ventus TR Blue 5R/5SR
つかまりと高弾道で楽に飛ばせる。NX Greenと比較して安定感を求める方に。
HS 40〜44m/s → Ventus TR Red 5S か Blue 5S
万能型ならRed、つかまり重視ならBlue。一般男性に最も多いゾーン。
HS 44〜48m/s → Ventus TR Red 6S か Black 6S
中上級者。方向性重視ならRed、低スピン飛距離ならBlack。
HS 48m/s以上 → Ventus TR Black 6X/7X
叩いても左に行きにくい。PGAツアーではBlack 7Xの使用者が多数。
