フレックスとは?シャフトの「硬さ」の指標
フレックス(Flex)はシャフトの硬さを表す指標で、アルファベットで分類されます。
フレックスの種類(柔らかい順)
- L(レディース)— 女性向け。最も柔らかい
- A(アベレージ)— シニア・初心者女性向け
- R(レギュラー)— 一般男性のスタンダード
- SR(スティッフレギュラー)— RとSの中間
- S(スティッフ)— 中上級者向け
- SX — SとXの中間
- X(エクストラスティッフ)— 上級者・ハードヒッター向け
- XX/TX — プロ・競技者向け
「硬い=上級者」ではありません。自分のヘッドスピードとスイングテンポに合ったフレックスを選ぶことが大切です。
ヘッドスピード別フレックス早見表
ドライバーのヘッドスピードを基準にした目安です。
HS別おすすめフレックス
「自分のHSがわからない」場合はゴルフショップの計測器やシミュレーターで無料計測できます。一般男性の平均HSは約40m/sで、R〜SRが適正です。
純正シャフトのM40やM43は、それぞれR相当・SR相当を表すメーカー独自表記です。シャフトコーチではこれらの表記に(R相当)等の補足を自動表示しています。
フレックス選びでよくある失敗
失敗1:見栄でSを選ぶ
「Rは初心者っぽい」と思ってSを選ぶ方が多いですが、硬すぎるとボールが上がらず飛距離をロスします。HS40m/s前後ならRやSRで十分です。
失敗2:全クラブ同じフレックスにする
ドライバーはSでもアイアンはR、というのは珍しくありません。クラブごとに最適なフレックスは異なります。
失敗3:メーカー表記を鵜呑みにする
同じ「S」でもメーカーによって硬さが違います。Tour ADのSはDiamanaのSより硬め、SpeedNXのSはやや柔らかめ、という傾向があります。重要なのは表記ではなく、実際のスペック(重量・トルク・振動数)です。
失敗4:トルクを無視する
フレックスだけでなくトルクも硬さに影響します。同じSでもトルク3.0°と5.0°では感触が全く違います。トルクが低い=ねじれにくい=硬く感じる、と覚えておきましょう。
メーカーごとのフレックスの違い
同じ「S」でもメーカーやモデルによって硬さが異なるのがシャフトの難しいところ。
硬めの傾向
- Tour AD — 全体的にしっかり。SがSXに近い場合も
- Dynamic Gold — S200(スチール)は硬め。S300はさらに硬い
- KBS Tour — 米国ツアー発祥。Tour ADに近い硬さ
標準的
- Diamana — 表記通りの硬さ。迷ったらDiamanaで基準を作るのも手
- NS PRO — 日本市場基準。表記通り
柔らかめの傾向
- Speeder NX — しなり感が大きい。SがSRに近い場合も
- ATTAS — 動き系。しなりを感じやすい
フレックスだけで判断せず、「重量 × フレックス × トルク」の3つでトータルに硬さを判断するのがプロフィッターの見方です。シャフトコーチの比較機能で2本のスペックを並べてみるのが最も確実です。
