ジョン・ラーム — 元世界ランク1位の豪腕
ジョン・ラーム(Jon Rahm)はスペイン出身、2017年にプロ転向後わずか数年でPGAツアー11勝、2021年全米オープン+2023年マスターズ優勝で世界ランク1位に。2024年にLIV Golfへ移籍し、LIV Golf Legion XIIIのキャプテンとして活躍。2026年3月にはLIV Golf香港で約18か月ぶりの勝利を挙げました。
身長188cm、体重100kg超のパワフルな体格から繰り出すスイングはHS52m/s超。独特のコンパクトなトップからの爆発的なインパクトが特徴で、飛距離と正確性を高いレベルで両立しています。
Callaway全契約で、ウッドからウェッジまでCallawayで統一。2026年はシャフトをDiamanaからVentus Blackに変更し、新たな組み合わせで結果を出しています。
現在のセッティング(2026年)
ドライバー
Callaway Quantum Triple Diamond(10.5°)
シャフト: Fujikura Ventus Black 7X
3番ウッド
Callaway Paradym Ai Smoke Triple Diamond HL(16.5°)
シャフト: Graphite Design Tour AD DI 8X
5番ウッド
Callaway Paradym Ai Smoke Triple Diamond(18°)
シャフト: Graphite Design Tour AD DI 8X
ユーティリティ
Callaway Apex UT(21°)
シャフト: KBS Tour Hybrid Prototype 105X
アイアン(5I〜PW)
Callaway Apex TCB
シャフト: True Temper Project X 6.5
ウェッジ
Callaway JAWS RAW(52°/56°/60°)
シャフト: True Temper Project X 125 6.5
パター
Odyssey White Hot Rossie
ボール
Callaway Chrome Tour
ラームの最大の変更点はドライバーシャフトのVentus Black 7Xへの移行。長年愛用したDiamana D+から離れ、先端剛性が高く左へのミスを消せるVentus Blackを選択。Callawayのフィッティングセンター(ECPC)でスイング解析を行い決定しました。アイアンもApex MB→Apex TCB(Tour Cavity Back)に変更し、寛容性を高めています。
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ラームのシャフト選びから学べること
ラームのセッティングからアマチュアが学べるポイント:
1. シャフト変更にも理由がある
DiamanaからVentus Blackへの変更は「左へのミスを消す」ため。先端剛性が高いVentus Blackはフェースの返りを抑え、フェード寄りの安定した弾道に。シャフト変更は「なんとなく」ではなく、明確な課題解決のために行うのがプロの流儀。
2. ウェッジは1段やわらかいフレックス
アイアンがProject X 6.5なのに対し、ウェッジも同系統の6.5で統一。ウェッジのコントロール性を重視する構成。アマチュアでもアイアンとウェッジのシャフトを揃えると距離感が安定します。
3. コンパクトトップでも飛ぶ秘密はシャフト
ラームのトップは非常にコンパクト。それでも飛ぶのは、適切な硬さのシャフトでパワーをロスなく伝えているから。「大きく振る」よりも「シャフトに合った振り方」が飛距離の鍵。
