重量・硬さに関する用語
フレックス(Flex)
シャフトの硬さを表す記号。柔らかい順にL→A→R→SR→S→X。HSが速い人ほど硬いフレックスが必要。HS38以下→R、38〜42→SR、42〜46→S、46以上→Xが目安。
振動数(CPM: Cycles Per Minute)
シャフトを振動させた時の1分間の振動回数。数値が大きいほど硬い。S=約250〜260cpm、R=約230〜240cpmが目安。同じSフレックスでもメーカーで±10cpmの差があるため、メーカー間比較にはCPMが有効。
重量(Weight)
シャフト単体の重さ(グラム)。カット前重量で表記されることが多い。ドライバー用は40〜80g台、アイアン用は70〜130g台。軽いほど振りやすく、重いほど安定する。
スイングウェイト(Swing Weight / バランス)
クラブ全体の重量バランス。D0〜D4が一般的。数字が大きいほどヘッド側が重く感じる。シャフトを変えるとバランスも変わるため、リシャフト時は要調整。
カット前重量 / カット後重量
カット前重量はシャフト全長の重量。カット後はチップカット(先端カット)やバットカット(手元カット)した後の実重量。カット後は5〜10g軽くなる。
調子・しなりに関する用語
調子(キックポイント / Kick Point)
シャフトのしなりの中心位置。先調子(Low)→先端がしなる→つかまりが良く高弾道。元調子(High)→手元がしなる→低スピンで低弾道。中調子(Mid)→バランス型。
先調子(Low Kick / Tip-Flex)
しなりの中心が先端寄り。フェースが閉じやすく、つかまりが良い。スライサーや球が上がらない人向け。
中調子(Mid Kick)
しなりの中心が真ん中。クセがなく万能。迷ったら中調子が安全な選択。
元調子(High Kick / Butt-Flex)
しなりの中心が手元寄り。低スピン・低弾道。HS44m/s以上向け。
先中調子(Low-Mid)/ 中元調子(Mid-High)
先調子と中調子の間、中調子と元調子の間。それぞれの特徴を併せ持つ。
トルク(Torque)
シャフトのねじれやすさ(度数)。数値が大きいほどねじれやすい。3.0以下=低トルク(方向性重視)、4.0〜5.0=中トルク、5.0以上=高トルク(つかまり重視)。一般的にHSが速い人ほど低トルクが合う。
EI分布(剛性分布)
シャフト各部の曲げ剛性(EI値)をグラフ化したもの。先端・中間・手元のEI値のバランスでしなりの特性が決まる。上級者はEI分布で調子を比較する。
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素材・構造に関する用語
カーボンシャフト
炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製。軽量で設計の自由度が高い。ドライバー・FW・UTの主流。近年はアイアン用カーボンも増加(MCI等)。
スチールシャフト
鋼鉄製。安定した打感とスピン性能。アイアン・ウェッジの主流。DG・950GH Neo・MODUS3が3大ブランド。
プリプレグ
カーボン繊維に樹脂を含浸させたシート状素材。このシートをマンドレル(芯金)に巻いて焼き固めるのがカーボンシャフトの製造工程。
40t / 50t / 60t カーボン
カーボン繊維の弾性率(トン数)。数字が大きいほど硬く・軽い。60tは高弾性カーボンで薄く巻けるため軽量化に有利だが、コストが高い。
チップ径 / バット径
チップ(先端)とバット(手元)の外径。ドライバー用は0.335インチ、アイアン用は0.355/0.370インチが主流。スリーブ互換性に影響。
スリーブ(アジャスタブルホーゼル)
ヘッドとシャフトの接合部品。ロフト・ライ角調整機能付き。メーカーごとに規格が異なるため、シャフト交換時は対応スリーブが必要。
フィッティング・リシャフトに関する用語
リシャフト
クラブのシャフトを交換すること。工房で3,000〜5,000円程度の工賃。シャフト代+工賃で1〜3万円が相場。
スパイン調整
シャフトの最も硬い部分(スパイン)を最適な方向に合わせて装着する作業。方向性の改善が期待できる。対応工房は限られる。
チップカット / バットカット
チップカット: 先端をカットして硬くする。バットカット: 手元をカットして短くする。硬さや長さの微調整に使用。
フィッティング
ゴルファーのスイング特性に合わせてクラブスペックを選定するサービス。弾道計測器(TrackMan等)で打ち出し角・スピン量・ボールスピードを測定し、最適なシャフト・ヘッド・スペックを提案。
TrackMan / GCQuad
高精度弾道計測器。ボールスピード・打ち出し角・スピン量・キャリー等を正確に計測。フィッティングやレッスンで使用。
純正シャフト / カスタムシャフト
純正: クラブ購入時に標準装着されているシャフト。カスタム: 別途選択する高性能シャフト(Tour AD、Diamana等)。カスタムは純正より1〜3万円高いが、性能・フィーリングが大幅に向上。
